ポケモンGOのお話

ポケモンGOのお話

これは研究室のアドベントカレンダー 4日目の記事です。

adventar.org

 覚醒の鼓動(第1期-ポケモンGO-)

日本では2016年7月23日にリリースされたポケモンGO。リリース当初は、老若男女問わず普段スマホゲームをやらない人もポケモンGOをダウンロードし、ポケモントレーナーとなりスマホ片手にポケモンを捕まえていました。

prtimes.jp 

雑音と不協和音と

そんな中、やはり問題となったのは歩きスマホです。またポケモンGO特有の問題として『ポケモンの巣となった公園等への荒らし行為』がありました。

ポケモンの巣とは、ある特定のポケモンが多数出現する場所の事であり、リリース当初は世田谷公園がレアポケモンミニリュウの巣となり、多くの人が殺到しました。人が多く集まると、マナーの悪い人のポップ率も上がり、ポイ捨て等によりゴミで世田谷公園の景観を損ねる事態に。このような事態に対応するため、ミニリュウといったレアポケモンの巣は無くなり、またある公園では『公園内ではスマホ禁止』というルールが作られました。

www.excite.co.jp 

なお昏き深淵の底から

次第にポケモンGO人気は落ちていきます。ポケモンGOには『中期的目標』がなく、モチベーションが続かないのです。

news.livedoor.com

数ヶ月もすれば、日本に出現する第一世代のポケモンはほぼゲットし、図鑑をコンプリートすることができます。そうなるとゲーム内でイベントが行われたとしても、『ポケモン図鑑を完成させる』というゲーム目標は達成済みなのでやる意味がありません。次第にポケモンGOを起動する回数が減り、ついにはアプリを削除することとなります。ポケモンGO側では様々なアプデ・イベントが行われましたが、飽きてやめた人を呼び戻すほどではなく、『え、お前まだポケモンGOやってんの(笑』といった言葉が飛び交う、ポケモンGO暗黒期(個人的見解)を迎えます。これは2017年2月16日まで続きます。 

わたしの帰る場所(第2期-ポケモンGO G-)

2017年2月17日。飽きてやめてしまった人を呼び戻すビッグイベントが起きました。そう、『第二世代ポケモンの追加』です。

追加当初、ポケモンGOの聖地であるお台場では、多くのポケモンGOユーザーが集まり、かつての栄光を取り戻したかのような賑わいを見せました。しかしこれも一過性のもの、追加されたポケモンをある程度集めたら一旦戻ってきたトレーナーはまた飽きて消えてしまう...と思われました。

遥か彼方、ポケモンGOが伝説となった...かの日

2017年6月23日、『レイドバトル』が実装されました。レイドバトルとは、ジムに現れたボスポケモンを最大20人で協力して倒すことで、そのポケモンをゲットできる(かもしれない)システム。

pokemongo.gamewith.jp

そしてレイドバトル実装からちょうど一ヶ月後の2017年7月23日、伝説ポケモンが実装されました。ルギア、そして三鳥と呼ばれるフリーザー・ファイヤー・サンダーは7月終わりから8月いっぱいの間に一週間交代で、三犬と呼ばれるスイクンライコウエンテイは9月から11月の間に一ヶ月交代で各地に出現することで、課題であった『中期的目標の欠如』をクリアし、トレーナーを飽きさせず持続してポケモンGOをプレイさせることに成功したのです。現在伝説ポケモンは『ホウオウ』が2017年12月12日まで出現中であり、各地でジムとなっている駅やマクドナルド等に人が集まりポケモンGOをプレイする場面を見かけるでしょう。

Next Destination

現在、2017年12月12日以降に出現する伝説のポケモンはアナウンスされていません。このままですと、中期的目標としての役割を担っている伝説ポケモンが消失し、トレーナーのポケモンGOへの関心が無くなる恐れがあります。しかし、ポケモンGOは公式サイト上にて12月中に第三世代のポケモンを順次追加していくというお知らせを記載しています。この通りであるならば、トレーナーの熱意は冷めることなく、今後もポケモンGOをプレイしていくことでしょう。私も、これからもポケモンGOを続けていきたいと思います。

次の物語が始まる少し前...

戦姫絶唱シンフォギア5期早く来てくれ...!!